- 現在、香川や四国にも、多くのアーティストやミュージシャン、その他の文化は訪れてきます。
そのほとんどはホールやライブハウスで、ステージの上のアーティストと観客の関係での出会いです。
それはそれでもちろん素晴らしいのですが、東京にしてもパリ、ニューヨークにしても、
そしてコンパクトシティと位置づけられるヨーロッパの地方都市にしても、
豊かだと感じるのは、その街の彩りの部分、例えば広場やストリートに多くの表現活動が目にされることで、
それはその街やそこに住む人々が体感できる素晴らしい人間のコミュニケーションの源泉になっています。
ごくなにげなく目線上で出会う様々な驚きや感動、そしてこのような街の空間自体が豊かな雰囲気を持つ事・・。
偶然居合わせた人々が感動を共有したり、笑いあったり・・・。
閉塞感をともなう急速なグローバリズムの時代だからこそ大切な街の風景と考えています。
- 香川では地元にも素晴らしいアーティストはたくさん活動しています。
しかし、音楽は様々な交流やインスパイアーを経て新しい価値や創造性を持ちます。
私たちは様々な組織、行政、民間などの連携によって、東京など大都市に層の厚いグッドミュージシャンを招聘し地元との交流を図り
たいと考えています。
また、このような拡がりにより、逆に地元ミュージシャンが東京など他の場所で演奏できることも大きな刺激となるはずです。
ボサノバの「フェリアード」は東京からの「SAPATOS」木村純さんに評価され、東京神戸にもデビューしました。
このような交流は将来的には世界にネットワークしていける可能性もあるのです。
そんな事が本当に街を豊かにするひとつの流れになればと、東京丸の内のNPO法人「街角に音楽を@丸の内」などと連携してミュー
ジシャンの交流や更なる活動を探っていこうと考えています。
- 香川県は歴史的にも文化や経済の交流地点。支店経済においての中央との様々な交流など、ドメスティックな感性に留まらない開か
れた文化風土があったと思います。
瀬戸内海エリアにおいてこれからの香川県、高松市には、様々なものが交流し、新しいものや新しい考え方が育っていく交流都市の
価値、魅力がふさわしいのではないでしょうか?
香川が交流文化によるさらに魅力的な未来を作れるため、豊かな環境創りを応援してください。
子供たちが目線で感動に出会える「街角の風景」から・・・。 - 一般社団法人 街角に音楽を@香川