7月28日瀬戸・高松 COLORS OF MUSIC「島と旅と音のハーモニー」 

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●7月25日(木)昼間 直島 海の駅なおしま 14時~15時30分ころ
出演者:Irish Music Band (from O’Jizo, tricolor & John John Festival) (アイリッシュミュージック)
●7月28日(日)昼間 豊島片山邸 13時~
出演者:サク・セブル 3名 ギターバイオリンピアノ(マヤ)
●8月10日(土)昼間  
 出演者:ロスミドラス 4名(フォルクローレ南米ミュージック) ことでんレトロ電車特別運行内 築港10:38発 琴平13:19 発
●8月18日(日)昼間 
 出演者:伊沢陽一steelpan+田ノ岡三郎accordion 2名(ワールドミュージック ことでんレトロ電車特別運行内 築港10:38発 琴平13:19 発 
●8月31日(土)昼間 小豆島~フェリー~ 
 出演者: 三四朗 & 星羅(ポップス&Jazz)
14時船着き場 演奏 ・(小豆島13:30頃着)14:45発→高松港15:50着内で演奏

●9月1日(日)昼間 女木島 OK
 出演者:松田美緒ユニット2名 女木島 (ラテンミュージック)
13時半 本番

プロフィール

Sak Tzevul(サク・セブル)

SAK TZEVULの音楽には、中南米の先住民たちに代々受け継がれてきたマヤ音楽の特徴である 2拍子と3拍子を組み合わせた独特のリズムが息づいている。楽曲の中には、 拍のない拍(時間のない時間-カオスもしくは調整期間とも考えられる)という マヤの世界観が感じられることだろう。

Sak Tzevul(サク・セブル)紹介

 サク・セブル SAK TZEVUL・・・ツォツィル語で稲妻を意味するこのグループは、メキシコ最南端に位置するチアパス州のマヤ系先住民の村、シナカンタンZinacantanで1996年、産声をあげた。 シナカンタン出身のリーダー、ダミアン・マルティネスが楽曲の作詞・作曲の大半を担当。
サク・セブルの歌は、古くからチアパスに伝わる伝統音楽を核として自らの言語であるマヤ系ツォツィル語で歌われる。多くの人々にメッセージが届くよう、その他のマヤ系言語(ツェルタル語)やスペイン語、そして日本語でも歌われ、ジャンルにとらわれない多彩なアプローチでその精神が歌われる。 2007年よりヴァイオリン奏者の渡辺りえとオカリナ兼トロンボーン奏者の西居かおりが加わり、グループのサウンドに日本の色がフュージョンされた。2009年には、アルバム“Xch’ulel Balamil 大地の精霊たち”がリリースされ、今回の“Selva Soñadora夢見る森”はそれに続く2枚目のアルバム。 サク・セブルは、これまでに国内外で多様な演奏活動を行ってきた。2009年には、メキシコ人歌手、エウへニア・レオンが案内役のドキュメンタリー”Tocando Tierra”に出演。2010年、メキシコシティーの国立芸術宮殿、米国シカゴの国立メキシコ芸術美術館 National Museum of Mexican Art にて演奏。その他、チアパス州各地においても先住民族の村々を回り、その土地の伝統音楽家たちとコラボレーションをしたり、伝統音楽家育成のための指導も行っている。

2011年の東日本大震災の直後、メキシコシティーにて計 6ヶ所を巡るチャリティ・コンサートツアーを自主企画し、収益全額を在メキシコ日墨協会を通し日本赤十字社に寄付。

2012年の5月、ハバナ・ハーレム・プロダクション主催で国連本部やリンカーンセンターを初め、ニューヨーク各地でのコンサートツアーを実現。6月にはメキシコを代表してロシアのペルミで行われた“白夜のフェスティバル”に参加。10月、メキシコのグアナフアト国際セルバンテス祭に参加し、グループの独特なサウンドが絶賛された。

マヤ歴によると現在は、古い時代と新しい時代の間に存在する「時間のない時間」、いわゆる過渡期にあたるという。バンド結成15周年を迎えた2011年は、世界的にも激動の1年となった。マヤの人々によれば2012年の終わりから2013年にかけて、新しい目覚めの時代がやって来るということだ。この時期に生まれてきた私たちは、新しい時代の前にやって来る混沌の時を経て、その時に備えなければならないという。

旅立っていったたくさんの大切な人々が残してくれた教えを胸に、彼らから受け継いだ種を大事に花咲かせ、次世代に伝えていくことこそが私たちの願いだと言えよう。この時期にあって、何千年にもわたって栄えてきたアメリカ大陸 Abya Yala(注)の人類が築いてきた文化をもう一度見直してみたい。そして人間の起源の歴史をさかのぼり、その歴史の無言の証人とも言えるチアパスに眠るラカンドンの森の目覚めを待ちたい。先祖の魂に導かれて、新しい時代に向かっての旅が今、始まろうとしている。

SAK TZEVULの音楽には、中南米の先住民たちに代々受け継がれてきたマヤ音楽の特徴である2拍子と3拍子を組み合わせた独特のリズムが息づいていると言えよう。楽曲の中には、拍のない拍(時間のない時間-カオスもしくは調整期間とも考えられる)というマヤの世界観が感じられることだろう。それらが、ダミアンの魂のヴォーカルに絡む超絶技巧のヴァイ オリンやチアパスの風を感じさせるオカリナの音色と共に聴く者を不思議な空間に誘うことだろう。

サク・セブルの歌、それは母なる大地から花が咲くように湧き出る魂のうた・・・・・

Sak Tzevul 2012
注)コロンブス新大陸発見前の「アメリカ大陸」の古い呼び名。「成熟した大地」もしくは「生きた血の大地」の意

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